テーマは「光が生まれる瞬間」。
作品の魅力を最大限に引き出すうえで欠かせない「光」。本作は、江戸切子を通じて、その光の輪郭を捉えました。素材は上質な田島硝子製で、漆黒の素地に玉文様と格子文様が細やかに刻まれています。螺旋状になった漆黒の縦のラインは文字通り「光のステージ」のような役割を担い、きらきらと光る玉の文様が際立つ仕上がりにまとめました。
作家略歴:
細小路 圭
2009年 第21回江戸切子新作展 佳作
2011年 第23回江戸切子新作展 組合理事長賞
2014年 第26回江戸切子新作展 東京都知事賞
2018年 第30回江戸切子新作展 経済産業省 製造産業局長賞
2019年 日本の伝統工芸士に認定